習慣化⑥お助け計画

実行可能な小さな目標を立てても、必ず落とし穴が存在します。なぜなら、日々の生活の中では、その実行を妨げるさまざまな予期せぬ事態が発生するからです。

例えば、駅まで遠回りして歩く目標を順調に続けていたとしても、「急な大雨でとても歩けそうにない」「急いで駅まで行く必要があり、遠回りする時間的余裕がない」といった状況は、決して珍しいことではありません。

そのような時、「仕方ない」と諦めてしまうと、せっかく進んでいた習慣化のプロセスは逆戻りしてしまいます。この後退を防ぎ、継続を助けてくれるのが、「対処計画」という名の代替目標です。「歩けなかったときは家でラジオ体操をする」「雨の時はお風呂に入る前にスクワットを10回行う」など、最初の計画が実行不能になった時のための対処計画(お助け計画)を事前に準備しておくことで、継続率は大幅に向上します。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鍼灸マッサージ師をしています。
当院へのご予約は、下記一番左のリンクボタン、又は右側の[ご予約]をクリックください。

目次