「秋の夜長」を楽しむあまり、習慣的な睡眠不足に陥らないよう注意が必要です。自分の睡眠が足りているかを知る手がかりは、日中の眠気の程度です。仕事や活動に支障をきたすほどの眠気があれば、それは睡眠不足の明確なサインです。
日中の眠気は、単に集中力を低下させるだけでなく、重大な事故につながる危険性があります。居眠り運転に関する研究では、睡眠時間が6時間未満の人は、7時間の人に比べて事故の頻度が高いことがわかっており、このため2018年6月からは、トラックやバスの運転手に対し、乗務前の睡眠状態のチェックが義務化されました。
