生活支援の担い手となり、地域で活躍しませんか?生活支援の方法、医学や認知症に関する知識、介護サービスの現場の見学、の内容の研修がテキスト代の500円で参加できるというパンフレットを名古屋市の図書館で見つけ、受講してみました。
受講動機は、父が弱ってきて、生活に不自由さがでてきたことと、鍼灸の仕事で高齢者の方を担当することが多いこと。こんなことを支援してほしい、を知れば父や患者さんの気持ちにもっと寄り添えるかも。そんな目論見で2日間の座学と半日の施設見学に参加しました。
参加者はリモートも含め、10人。講師は特定非営利活動法人やデイサービスの施設長、看護師のみなさん。介護保険の歴史や日本の現状、介護の基礎知識などの座学、デイサービスの見学、担い手のロールプレイなど。研修最後は、担い手を募集している施設の紹介。
少子高齢化社会が急速に進む中、高齢者が自立して暮らせるよう、お仕事として手助けしませんか、社会貢献になりますよ、みたいな内容でした。要支援高齢者の支援をすることで少しでも要介護にならないよう歯止めをかけるのも狙いかも。受講生がリタイヤした人が多いことからも、時間に余裕のある元気な人を担い手として働いてもらえば、利用者も働き手も社会もハッピーだわな。
うまく考えたな、と思ったのですが、多くの事業所の時給は1200円。でも実質45分なので、75%なので900円。しかも訪問先までの時間は就業時間にいれず、車なら自分の車を使ってのガソリン代のみ実費。
手助け内容も、利用者(高齢者)が違和感感じないよう、できるだけ利用者さんの生活に沿う形で、が基本。細かいこといえば、調理支援で、みそ汁を作るとき、野菜を短冊にするかイチョウ切りにするか、確認してその通りにする。洗濯物干し支援では、干し方もいつもやっているやり方を聞いてその通りに。ここまでしないといかんの?それも45分900円で。
たぶん、モチベーションが続かない、、、と思う。