鍼をするとからだに変化がおこります。ツボといわれる部分に鍼をすると、変化があちらこちらで起こります。その連動のしくみを系統付けして、治療に活かしていく鍼の技術を定期的に学んでいます。学ぶだけでなく、練習や情報交換もしています。
先日の勉強会では、新しい講習会で学んできた人たちが今回の傾向を教えてくれました。私は新しい講習会には残念ながらキャンセル待ち状態ですが、雰囲気に浸っておりました。その一環で、肩甲骨周囲のツボの復習。過去の講習会で習ったものの、ほとんど使っていないツボの位置を出す練習。毎度、四苦八苦しながら取り組んでおります。
勉強会後半は、いつもは症状に対してのツボの選定をすることが多いのですが、今回は珍しく、情報交換の時間。最近の患者さんの傾向や、鍼灸業界の動きなどの話が出ていました。コロナ禍以降、帯状疱疹が出る人が多いこと、心身症と思える症状が目に付くことなど、現場で働くからこそ感じる情報を聞くことができました。