露橋水処理センターの見学会に行ってきました

昨年度から名古屋市の水道局モニターをしています。アンケートに答えたり、イベントに参加したりしています。今回は、露橋水処理センターの見学会に行ってきました。

【露橋水処理センター】


露橋水処理センターは、西部下水道幹線の抽水場(ポンプ所)に施設増築の計画で、1932年9月から建設を開始し、1933年11月に下水の簡易処理が始まりました。その後、中川運河の水質汚濁を防ぐため、活性汚泥法という方法による処理施設を1936年11月に完成させたそうです。

施設の老朽化や高度処理へのの転換のため、2004年3月に処理を停止、全面的な改築更新工事が始まりました。2017年9月からは、新たな水処理施設が稼働しています。改築後、水処理施設を地下化し、地上部を市民に開放する広い空間として「広見憩いの杜」が整備されました。

露橋水処理センターでは、最終沈殿池で処理した水を急速ろ過施設の砂の層を通すことで、水中の微細な汚れを取り除いています。処理水の一部は名古屋駅の南に位置する「ささしまライブ24地区」に送水、地域の冷暖房の熱源としても活用されています。

【見学の感想】

水処理センターという名称は、以前は「下水処理場」と呼ばれていました。地下にある水処理施設を見学しましたが、昔、どこかの下水処理場を見学したときのような、ニオイはほとんど感じられず、浄水場と間違えてしまうようでした。露橋水処理センターで処理された水は中川運河へ放水されますが、水質も改善していているそうです。水処理がスムーズに進むよう、今まで以上に、ゴミや油などを流さないようにしなくては、と感じました。

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この記事を書いた人

鍼灸マッサージ師をしています。
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