大杉美奈– Author –
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人間関係の希薄と健康の関係
人間関係が希薄であることは、健康にとって大きなリスク要因となります。2010年に発表されたある研究では、社会的つながりが少ないことの死亡リスクは、喫煙や飲酒、肥満に匹敵するか、それ以上に大きいことが示されました。また、つながりが少ないと、脳... -
骨密度の減少を抑えるために
もうすぐ敬老の日、高齢者の間で骨粗鬆症が問題になっていますが、年齢とともに骨密度が多少低下するのは避けられません。そこで重要なのは、日頃からカルシウムをたくさん摂取し、骨密度の減少を最小限に抑えることです。 また、意外と知られていませんが... -
いつまでも健康な歯で
敬老の日が近づいてきました。いつまでも健康な歯で食事を楽しむためには、日頃のケアが欠かせません。満足に食事をするには20本以上の歯が必要とされていますが、80歳でそれを満たしている人はわずか5人に1人です。 歯を失う主な原因の一つは虫歯です。虫... -
体を温めて秋バテを解消
2学期に入っても、お子さんがなんだかダラダラして元気がない。猛暑だった今年の夏休みで乱れた生活習慣が原因だと思いがちですが、もしかすると「秋バテ」かもしれません。 秋バテは、強い冷房や、夏から秋への急激な気温の変化によって、体温を調節する... -
夏の悩みを解消する野菜の活用法
8月31日の「ヤサイの日」でした。夏の悩みを解消する野菜の活用法を紹介します。 夏バテには「大根」 夏バテの主な原因は、水分の過剰摂取による消化機能の低下です。そこでおすすめなのが大根。大根に含まれるジアスターゼは、消化を助ける働きがあります... -
生活習慣病のリスクを減らすために
厚生労働省の調査によると、日本人の1日の野菜摂取量は男性が296.4g、女性が271.6g、塩分摂取量は男性が11.1g、女性が9.4g、そして平均歩数は男性が7,099歩、女性が6,249歩です(いずれも20歳以上の平均値)。これらの数値は、目標値と比べると不足してい... -
子どもの生活習慣病の原因
検査値に異常が見られた子どもの多くは、毎日腹いっぱい食べる、早食い、食事時間が不規則といった食習慣や、外遊びをしない、ゲーム時間が長いといった運動習慣を持つことが明らかになりました。この結果は、小学生の段階からすでに生活習慣が将来の病気... -
子どもに広がる生活習慣病
「生活習慣病」という言葉は、かつて「成人病」と呼ばれていました。これは、病気になってから対処するのではなく、予防が重要だという考えに基づき、1996年に名称が変更されたためです。しかし、「加齢だから仕方がない」という考えが根強く残っているの... -
複数の病気の関連がある生活習慣病
生活習慣病は、複数の病気が互いに影響し合い、連鎖的に引き起こされる危険性があります。 たとえば、動脈硬化は、血管にコレステロールや脂肪が蓄積して硬化したり、血管壁が厚くなったりする病気で、主な原因は高血圧や脂質異常症、糖尿病です。動脈硬化... -
生活習慣病を防ぐ運動
生活習慣病を防ぐには、週に3日以上、1回30分程度の運動を続けることが大切です。もちろん、毎日運動できれば理想的です。通勤や通学時に一駅前で降りて歩くなど、よく知られている方法も効果的です。大切なのは、継続することです。 激しい運動である必要...