1時間に一度は立ち上がって座りっぱなしを防止

身体的なストレスを軽減するためには、日常生活での運動量を増やすことが重要です。長時間座りっぱなしになることを避け、定期的に身体を動かす習慣を取り入れることがおすすめです。運動といっても、高度なトレーニングでなくても構いません。例えば、仕事の合間に1時間ごとに立ち上がって背伸びや屈伸をするだけでも効果があります。また、ストレッチやスクワットなどの筋トレを行うとさらに効果が期待できます。

普段の外出時には、エスカレーターを使わず階段を積極的に利用するなどして、日常生活での活動量を増やすことも大切です。さらに、週に1回程度は運動をして汗を流すと心臓のポンプ機能が向上し、血流が改善されるため、日常的な疲れがたまりにくくなります。定期的な運動を続けることで、身体的なストレスを軽減し、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

仕事の合間に身体を動かすだけでなく、目にもしっかり休息を取ることを心がけましょう。パソコンやスマートフォンの画面を長時間至近距離で見続けていると、目のピントを調整する毛様体筋が凝り固まってしまい、結果として眼精疲労を引き起こす可能性があるのです。この状態になると、視界がぼやけたり、目の奥が痛くなったりするだけでなく、頭痛や肩こりの原因にもなりかねませんので、注意が必要です。

米国眼科学会(AAO)では、職場での眼精疲労を防ぐための人間工学に基づいたヒントとして「20-20-20ルール」が提案されています。つまり、20分ごとに休憩をとり、20フィート(約6メートル)離れた物を20秒間見るという方法です。遠くを見ることで、目の疲れが和らぐと考えられています。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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