からだに効く音楽~音楽を効果的に使うポイント

まだまだ暑い日が続きますが、秋といえば芸術にふれる機会が多い季節。今回は音楽の話。音楽は聴くことで、心だけではなく、体にも様々な効果をもたらします。お気に入りの音楽で、1日の始まりを元気にしたり、リラックスしたり、気分を入れ替えたりする方も多くいらっしゃいます。

【音楽が体の免疫を上げる】


最近の研究では、音楽が体の免疫機能の向上や、高血圧の緩和・鎮痛にも効果があるということが認められてきました。音楽療法で大事なのは、その時々の気分や体調に合った曲を選んで聴くことです。心や体のリズムを同調させて、不快な気分を追い出し、体調まで変えることができるそうです。

【音楽を効果的に使うポイント】

自分でできる音楽療法のポイント。スローな曲は呼吸がゆっくりになり、心が落ち着く効果があります。ですが、イライラしている時に、いきなりゆったりした曲を聴くのは逆効果。最初は気分に合ったアップテンポな曲を聴きます。それからスローな曲へと聴き進めます。

気持ちよく眠りたい時は、リズムが単調で音の強弱の少ない曲を選びます。ストレスの緩和に有効なのは、カラオケなどで歌を歌うこと。コロナ禍、カラオケができず、ストレスがたまった方も多いことからも理解できます。

ところで、音楽で元気になるのは、人間だけではないのです。乳牛に音楽を聞かせたら、お乳が良く出たというデータもあります。音楽の力は計り知れません。音楽を生活にうまく取り入れて、楽しく秋を満喫してください。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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